一般社団法人 日本木材輸出振興協会 日本木材輸出振興協会

中国の市場
~高度経済成長に支えられている巨大市場~

高品質住宅の需要

上海松江区新城にある2×4住宅

2×4住宅 中国の木材市場は、旺盛な住宅建設と都市化、2008年の北京オリンピックや2010年の上海万博開催などに支えられ、巨大な市場となっています。特に中国国内でも所得の伸びの著しい沿岸部では、高級志向が強く、高品質住宅に対する需要が増大しており、木造住宅の需要が高まっています。


市場の大きいマンションの内装需要

続々と建設が続く上海の高級マンション

従来、中国のマンションでは、スケルトン方式での引き渡しが行われていましたが、現在では内装の高水準化が進められており、さらに内装済みの住宅販売を全力で推進していることから、内装材料としての木材の利用が拡大しています。中でもフローリング材の需要が旺盛で、高い成長を続けています。

また、中国の家具メーカーは現場で採寸し、工場で加工した家具を据え付けるという業務も行っており、若い消費者にはオリジナル家具への要求も高まっています。このところ中国の家具輸出は世界一で、1998年の20億ドルから2004年には約100億ドルとなっていることから、家具製造向けの木材の需要も見込まれます。


高い成長を続ける中国市場

中国の木材消費量は、経済成長、所得増加により住宅建設や内装材、家具として需要が急増しています。反面、環境問題から伐採削減政策がとられ、国産材の供給量が減少したことなどから、自給率が低下しており、木材の輸入大国となっています。 中国の木材輸入は2001年まで広葉樹が針葉樹を上回っていましたが、近年、生活の洋風化によって針葉樹の需要が増加しており、2004年には61%が針葉樹で占められるようになりました。